6周年記念
中央棟・132会議室にて (5)
──08.内面的特徴を教えて下さい。性格・癖・口癖など。
エルガー「大胆不敵。大雑把。やる時はやるぜ」
セレシアス「エルガーは……その、口は悪いけど意外に冷静だったりする」
エルガー「意外とはなんだ、意外とは」
アリア「口癖は『まァいーや』とか『めんどくせ』?」
エルガー「おー、そうだな!」
アリア「その点セレス君は律義だよね。人の話をちゃんと聞こうとしてくれる」
エルガー「単にコイツは重度の臆病っつーか自信がないっつーか、そんな感じが強いけどな」
セレシアス「うん……なんというか、人と関わるのが苦手なんだ。でもそれじゃ永遠に立ち止まったままだから、変えていきたいと思ってる。アリアのおかげだな」
アリア「おお〜!」
エルガー「よしよし、それならアリア、アンタも変わらないとな? 無鉄砲が過ぎると周りが迷惑するんだから」
アリア「うう。そだね……。あたし、もっと色んなことをよく見て、考えていかないと。頑張る」
エルガー「よろしい」
アリア「無駄に偉そうなのは、エルガーの短所だよね」
エルガー「うっせ」
──09.好きなものを教えて下さい。物・事・食べ物・場所など。
アリア「あたしは食べ物なら断然甘いもの! 公都銘菓の季節限定シリーズが大好きなんだよね〜!」
セレシアス「そういや馬車の中でも菓子を美味しそうに食べてたなぁ」
エルガー「食い意地張ってんなー」
アリア「そう言うエルガーだって!」
エルガー「確かに甘いもんも嫌いじゃねェが、やっぱり一番は」
アリア「酒だって言うんでしょ?」
エルガー「おおよ。悪いか?」
アリア「んで、好きな場所は居酒屋、と。すっごい分かりやすくていいね〜。セレス君は?」
セレシアス「や、俺は……酒は飲めないほうで。料理はわりと好きだけど」
エルガー「そんならアンタがつまみを作ってオレが飲む。これでどうだ」
セレシアス「ははは……」
エルガー「笑って流しやがった」
──10.嫌いなものを教えて下さい。物・事・食べ物・場所など。
アリア「早起きが苦手〜。昔から寝起きが悪くって」
セレシアス「俺は……人混みの中が、ちょっと」
エルガー「どいつもこいつも子どもみたいなこと言いやがって。オレはピーマンが嫌いだ!」
セレシアス「……」
エルガー「ピーマンなんて、アレ、世の中から絶滅してもいいんじゃないかってくらいマズイよな!」
アリア「……。ねえセレス君。あたしね、やったことのない物事がたくさんあるから、何が不得手なのかいまいち分からないっていうのが正直なとこなんだよね」
セレシアス「これからいろんな経験できるといいな」
アリア「うん。ありがとう」
エルガー「……シカト?」
──11.好きな人間のタイプを教えて下さい。老若男女問わず。
アリア「……交流を持とうとしてくれる人、かな」
セレシアス「強さのある人。いろんな意味で」
エルガー「信頼に値する奴。酒を美味しく飲める奴」
アリア「なんだかちょっとコメントしづらいね」
セレシアス「そうだな」
エルガー「次いこうぜ次」