4周年記念

青珠館・会議室にて (2)


ハルイ「アンタさっきから聞いてれば、なんだその脊髄反射人生は」

エルガー「人生とまで言うかッ!?」

レヴィス「言い返せないのが悲しいな」

エルガー「課長までッ!?」

セレシアス「……いや、そこで俺を見つめられても……。一体どうフォローしろと?」

エルガー「テメェ心底困ってんじゃねえよ!」

レヴィス「他人に八つ当たりするのはやめなさい」

ハルイ「そうだぞ。いい歳して情緒の沸点が低すぎる」

エルガー「いい歳……ッ!? おいコラ、テメェはなんでそんなに意味もなく偉そうなんだよッ!?」

ハルイ「いちいち吠えるなよ。しつけがなってないな」

レヴィス「面目ない」

セレシアス「……ハルイ君。なんだかずいぶんと、その、色んな意味で吹っ切れちゃったみたいだね……?」

ハルイ「まあ、ね」

エルガー「くあーっ! 小憎らしい態度ッ!! あっ、セレシアスこの野郎、なんだその哀れむような目はー!?」

レヴィス「人を指差すのはやめなさい、エルガー」

ハルイ「叫んでばっかだと余計に血圧上がるぞ? 血管切れるぞ?」

セレシアス「まずは落ち着いた方が……」

エルガー「ええいチクショー! だから哀れみの目で見るなって!!」

レヴィス「……。では今回はこれで締めということで。皆、ご苦労様」

セレシアス「うわ打ち切り!?」

ハルイ「見ろ。アンタが大人げなく取り乱すからだ」

エルガー「百%オレの責任なのかよッ!?」

レヴィス「セレシアス、ハルイ君を送ってあげて。エルガー、ちょっと来なさい」

ハルイ「ふっ、もう二度と会うこともないと思うけど、まあせいぜい達者でな」

エルガー「ンのやろ、テメェ覚えとけよ!」

レヴィス「それは捨て台詞だぞ、エルガー」


END